2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧
さすがに昨年のショーケン復活ライブの余韻も冷め、平常営業といった感じで、入りはもうひとつでしたが、マインドホースhttp://homepage2.nifty.com/mindhorse/管理人のザジさんはじめ、井上バンドのライブからの連日でお忙しい中駆けつけてくださったみなさ…
今回の井上尭之バンドは、昨年のショーケン復活の時のバックメンバーがそのまま移行した編成(オリジナルメンバーは速水さん一人)だったので、正直、旧作もかなり80年代のフュージョンっぽいアレンジを施されてるんだろうなあ、と覚悟して臨んだんだけれど.…
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309976727/qid=1077822242/sr=1-16/ref=sr_1_2_16/250-8785409-9105022 未発表の写真も満載で、本屋で見つけた途端飛び上がってしまった。 しかし、最近の百合子さん人気に決定的に欠けてるのは... あんまりこん…
貧しく孤独だった時代を、少しの気負いもなく淡々と語りながら、井上尭之はやわらかく笑いかけた。 その笑顔を見ながら、私は長い間の謎が解けたように思った。自分の作品で恐縮だが『寺内貫太郎一家』や現在放送中の『前略おふくろ様』−この二つの音楽だけ…
小さな店に、まさにぎゅうぎゅうづめのご来場、ありがとうございました。 今回は、さかいゆんのバイト先の若い同僚たちがたくさん来てくれて、普段のイベントとは打って変わった若い大勢のお客さんたちにふれて、それだけでかなりあてられてしまい、おっさん…
マモル&デイビスhttp://www1.odn.ne.jp/davies/の新曲発表ライブに、西荻窪へ。 場所が、3、40人も入ればいっぱいになるような小さなパブで、音量絞っての、ギター、ベース、パーカッションという編成だったのだけど、いやいや、まごうかたなきロックンロー…
この娯楽の潤沢な世の中で、何が悲しくて社会だの、政治だの、野暮なことに、必要以上に関心持たなきゃならないのか? これは、ほとんどの人の素直な実感だと思う。俺もそれは自然な、無理もないことだと思う。 けれどじゃあ、これでいいと思ってるかという…
最近、若い人と話してるととても強く感じるんだけれど(なんていうと、まるで俺が年寄りみたいで嫌なんだが...)、文化的なあるジャンルとか趣味、おおまかに言って「気持ちの問題」だけじゃない、現在にいたるここ数十年くらいの歴史の流れが、まったく知ら…
http://d.hatena.ne.jp/narko/20040212 例えば橋本治は、雑誌『考える人』の連載の中で、生まれ育った昭和の下町を「全員が全員に挨拶をするのがあたりまえの世界」だと書いていた。 けれど、世の中が貧しくなくなって、誰もが「自分一人で生きている」とい…
http://d.hatena.ne.jp/bakuhatugoro/20040204の倉本聡論について、丁寧な感想のメールをいただきました。 学ぶところの多い本当に素晴らしい内容だったので、下記に転載させていただきたいと思います。 ぼうふら日記の「前略」に関する想いを読んで、むちゃ…
急にプリテンダーズが聴きたくなり、近所の中古CD屋に走った。 同時に、先日の来日公演を、多忙と金欠で断念してしまったことが、激しく悔やまれる。 4枚目あたりまでのオリジナル盤や、シングルズは持っていたはずなんだが、昔誰かに貸し出したっきりでこと…
kurosawaさんの、『アイデン&ティティ』論を受けて。 http://d.hatena.ne.jp/kurosawa31/20040213#p2 俺なんか、まさに「降りられなくなった」ヤツの最たるものなんだけど(爆)、かつてのロック少年は、それが「差異のゲーム」だなんてまったく気付きも、…
遅れ馳せながら、矢作俊彦の『ららら科学の子』と、近刊のヘミングウェイの足跡を辿るエッセイを読んでいるんだけど、なんだかベタベタに正直になっちゃってるなあ。 朝日の書評で亀和田武は「反省しない」この世代の根性を称えていたけれど、どっちかってい…
祭ばやしが聞こえる vol.4 井上尭之バンド復活記念 「劇伴ナイト」 2月28日(土) 7時〜12時 高円寺ROCK-YA(03-3337-4108) 地図はこちら http://www.d-units.net/rock-ya/6-map.html チャージ1000円(1ドリンク) DJ ばくはつ五郎(線引き屋) 文造 SHIGETO…
いやあ、まいったまいった。 kurosawaさんの日記http://d.hatena.ne.jp/kurosawa31/ にお節介なコメントをさせていただいたきっかけで、はてなに群れ集うある種のヤング達(ばかりとも限らないか)のやりとりを垣間見せていただいたんだが... 骸吉君がよく口…
http://d.hatena.ne.jp/kurosawa31/20040210 一連の浅羽通明論、kurosawaさんの歴史に学び検証つつ、そこから「使える思想」を鍛えていこうという姿勢は小気味よく明快で、その後も楽しく読ませていただいてました。正直、僕はこのあたりの思想、オピニオン…
14日と告知しておりましたが、22日(日)に変更になりました。 お間違えの無いよう、ご確認ください。 場所、時間等は変更ありません。 詳細はこちら。 http://d.hatena.ne.jp/bakuhatugoro/20040110 ショーケンファン新年会、セットリストUPしました。 http:…
静かな諦念という倉本の結論に同調するにはまだ僕は若すぎ、また欲深すぎるようで、裏寂しさと甲斐のなさの落としどころを無意識に探すように、ふと、スコセッシ、デニーロコンビの『レイジング・ブル』を久しぶりに観たくなった。 デニーロ演ずる主人公のラ…
子供が不治の病にかかることを契機に人間性を犠牲にして生きてきた自分に気付き葛藤する、『君は海を見たか』。 無意識の時にはこの上なく自由なのだけれど、意識的になると過剰になりがちなショーケンの真面目で不器用で固い部分の資質がよくはまり、高度成…
うまく健全な庶民の世間とか共同体にちゃんと適応できないまま生きてきてしまったところがある。 まぁ、今風の言葉で言えば、要するにダメ人間ってことだが。 倉本ドラマを見ているとそこで描かれる人間観、人生観の中で「かくあるべし」というふうに反省さ…
リアルタイム世代のショーケンファンのみなさんのお話をうかがっていて僕が一番温度差を感じるのは、実は『前略おふくろ様』に対してです。 この際カミングアウトしてしまうと、僕は倉本聡がちょっと苦手なのです。 今、ちょうど『君は海を見たか』をお借り…
ご挨拶が遅れましたが、先日はショーケンファン新年会に多数のご来場ありがとうございました。 トークコーナーでは先輩方を前にしてまたもあがりまくってしまい、やや固い話に終始してしまい、反省しております。