2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「県警対組織暴力」をもう一度

大西ユカリと新世界の新譜に「「県警対組織暴力」をもう一度」という一曲が収録されていることを、尊敬するシナリオライターの高田純さんが日記で紹介されているのを読んで知る。 ソウルムービーのタイトルを冠した曲をどうしても聴きたくなって、そのまま近…

ジョーのあした

新宿花園神社の酉の市に行って、屋台で一杯ひっかけた後、帰りの電車の中吊りで「Number」の広告が目に止まる。 特集「越境秘話 彼らは何故、安住の地を捨てたのか」、興味を惹かれて帰りにコンビニで立ち読みしていくかと思いながらふと目を落とすと、小さ…

中上健次と松田優作

中上健次は、自分にとって長い間位置づけの難しい作家だった。 小説、特に初期から中期にかけてのものには、好きとか嫌いを超えて、とにかく圧倒される。 センテンスの息が極端に長いかと思えば、単語ごとに句点を打ち、小刻みに呼吸しているようなところも…

いじめと『ワダチ』

いじめ自殺事件、というよりも政府のいじめ対策についてのニュースを見ていると、何とも嫌〜な気持ちになる。 事件の後で「いじめは無かった」と主張する先生はスゴイなと思ったけど、今言われている対策のやり方だと、ますますみんな「ないこと」にしなけれ…

団塊パンチ ちあきなおみ特集

団塊パンチという雑誌には、どうにも微妙なムズガユさを感じる。 「未来は過去にあり」というコンセプトには大まかなところでは共感するんだが、(一応表向きの受け手に設定しているとはいえ)対象が「団塊」ってところに興味が出ない。 昭和元禄の狂騒と開…

『傷だらけの天使』の続編が萩原健一主演で映画化

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061101-OHT1T00091.htm 本決まりだとしたら、掛け値なしに物凄い企画としか言いようが無い。 ショーケン、例の『透光の樹』降板騒動ではキビシイ現状を晒すことにもなり、世間に袋叩きにあったりもしたが、…