2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2010年 私的ベストテン

毎年の恒例になっている、備忘録兼ねた私的オールジャンルベストテン。 コメントが途中ですが、残りは後ほど。 1位 『河童のクゥと夏休み』 今年公開の『カラフル』が好印象(特に、取り巻く日常の風景含めた地味な中学生男子2人の友情の描写が)だったので…

『キック・アス』最高だった。

『キック・アス』期待を大きく超えて素晴らしかった。 ダメ男のペーソス系青春映画と、荒唐無稽な劇画アクションヒーローものという、どちらにしろフォーマットが出来あがり過ぎて、自家中毒の臭みを引きずりがちなジャンル映画二本分の企画を、強引に一本に…

色川武大『文体についてかどうか分からない』について

この文章は、ワタナbシンゴさんhttp://twitter.com/shanti_aghylとのツイッターでの会話と、荻原魚雷さんのブログの文章「文壇高円寺 - 文化の基盤」http://gyorai.blogspot.com/ に触発される形で、半ば返信として書きました。 お二人の力を借りて、もやも…

6日追記

mixiの方で感想をやりとりしていた敬愛するマイミクさんから、「今ヤマトを作るなら、「ロッキー」や「がんばれベアーズ」のような、敗者の失地回復ものという部分を軸にすべきではないか」という意見を伺い、これは本当にその通りだなと思った。 (まさにパ…

5日追記

いわゆるオタク第一世代にとってヤマトというのは、SFを一般的なものにしたルーツであり礎であると同時に巨大なタブーなんだなと、実写版に対する彼らの斜に構えた感想を見ていてつくづく思う。 この社会に初めて登場した生粋の消費個人主義者(あるいは、ミ…

space battleship ヤマト

公開初日の水曜、アサイチで観てきた。 つい先日もNASAの地球外生命体(!?)に関する発表予告に興奮したけれど、あのヤマトが30年後(いや、四捨五入すればほとんど40年か…)実写で、それも時のトップスター達の出演によって映画化されていることが、当時夢…