出来ることを見極めて力を尽くす

自分抱えているの不幸に対して周囲があまりに無関心だと、孤独感が高じて虚無的になりがちだけれど、やはりそれでも、誰より誰がより不幸かというのは最終的には主観の問題ということになる。自分より不幸な人に対する配慮というのは、だからごく大切なことだけれど、何が何より不幸かを主張し合う方向は最後は泥仕合にしか繋がらない。
重要なのは、何が自分を不幸にしているのかを静かに見つめて、その条件が動かし難しいことであれば運命として甘受して、深く諦める努力をすること。しかしその上で、自分の叶えたい望み、努力やはたらきかけによって実現可能な(可能性のある)望みは何かを見極めて、そこに力を尽くしたり、これをよすがに他者と提携したり、共感を育んでいくことだと思う。