男もつらいけど、女もつらいのよ♪

昔は戦争で体を張ったり、厳しい肉体労働を引き受けたりといったリスク(に耐える誇り)が男らしさの保証になっていた。けれど今、そうした男にしか出来ない仕事なんて僅かだし、実際、共働きじゃなきゃ生活が成り立たない。子供だって育てられない。そんな条件の中で、昔通りに男らしさを言い立てることなんて、内実のないナンセンスなこどだ。
一方女性だって、家庭や子育てに専心していられる世の中では無いし、ある程度男性と同条件で社会に出て働くことが当たり前になっているけれど、身体的条件の落差はゼロでは無い上、気持ちの上でも出産や子育てへの正負両面のこだわりから自由になりきれるものでも無い。安定した生き筋を失って辛い思いをしている。
お互いそんな頼りない状況を生きているのに、男は、女はと、意識し過ぎ叫び過ぎることに、お互い良いことは無いように思う。
そうした互いを思いやり、労ろうと努めるのも、男の悟性、女の優しさと言えるんじゃないか。少なくとも僕はそうしたいし、そういう関係、つまり社会を望む

 

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