ネットを含め、周囲のいろいろな反応も

今回ばかりはずっと気になって、見られる限り見てきたけれど、現在の姿をもって、「さすがショーケン」と持ち上げられても、「がっかり」で片付けられても、どちらにしろどうにも歯がゆい気持ちが残る。彼は本当に、やってることも、それ以前に「人間」自体が、ジャンル、イメージに収まりきらない「ナマモノ」そのものだから。ロックなんてものは、どうしても多かれ少なかれそうなんだけれど、中でもとりわけ素のキャラが時代状況や役にシンクロした時に鮮烈な輝きを発するタイプだけに、どうしてもちゃんと伝え残す事が難しい。
冷静に言って、今のショーケンを初めて見て、執着や思い入れがが生まれるような強烈なインパクトを受ける事は難しいだろうってことくらいは、いくら大ファンの俺にもわかる。
僕たちの熱狂を見ていると、執着の原因や過程の積み重ねを体感していない若い人達には、ますます不可解な身内ノリに見えてしまうのも仕方の無いことかもしれないけれど...(でも、そういう俺だって、実は完全に後追い世代なんだけどね)