岡村ちゃん復活か...


http://www.bounce.com/news/daily.php/11021/headlineclick


アーティストに対してこういうこと言うのって野暮なんだろうけど、こういう人にこそ本当は、日々確実に続いていく日常とか、生活に支えられながら生きていって欲しいなって思う。
デビューしばらくしてから、彼の過剰さやナイーブさだけが、ロックファンやサブカル者に珍重されて、おかげで彼の個性が際立ち解放されたことも確かだけれど、同時に資質自体に自己完結することが現在の彼の迷走を生んでいるような気がして仕方がない。
楽曲も、はっきり方向がついて高度になった半面、密室的な閉塞感がつきまとっていて、どこか単純に楽しみきれない。
やっぱり、テーマやキャラクターが自覚的に集約されすぎてない、あたり前の青春の中でバカや過剰やピュアネスがあふれ出してしまったって感じの、最初期の佳曲が好きなんだよな...


DOG DAYS
http://www.youtube.com/watch?v=euegiCadwbM&mode=related&search


「YOUNG OH!OH!」
http://www.youtube.com/watch?v=vFiHr8_ns0o


単純に、岡村ちゃんのようなピュアな鮮度が魅力の核って人は、人生においても創作においてもその後が難しいものだし、齢と共に自己完結し浮世離れしたり、ルーチンに慣れて鮮度が鈍ったりっていうのは、誰にとってもある程度しかたの無いことだけど、この頃の曇りの無い楽しさが鮮烈だっただけに、どうしてもちょっと感傷的になる。


“はっきりもっと勇敢になって”か...
ともかく、頑張って欲しい。
変に期待に応えようとしてセルフイメージに捉われすぎない勇気を持って。
俺も頑張るよ。