昨夜は遂に

歌う萩原健一を観ることが出来て、何はさておき感無量。
本当にたった1年前には、ショーケンがまたLIVEやるなんてことは、想像さえできなかった。これはほとんどのファンの共通認識だったはずだから。
そして同時に、こんなにお客さんが凄いライブははじめてだったなあ。平均年齢、三十路も半ばに差し掛かろうという俺より明らかに上、見た目、普通のおじさんふうの方々も多いのに、開演前から怒号渦巻く男臭い空気！
本当にアンドレマルローライブそのままの空間が目の前に！
そして、ショーケンを支え、勇気づけるように全編大合唱。それに応えて、時折全盛期を思わせるような表情を覗かせるショーケン。

単順にこれだけの年輪を重ねた男たちの思いをいまだ熱くライブに向かわせてしまうロッカーって、ちょっと他に思いつかない。数日前に行ったニール・ヤングの会場と比べても、格段にホットだったもんなあ。本当のロックヒーローなんだなと、あらためて再認識しました。