2003-11-07 便利に生きられない、こういう男もいるんだよ。 ショーケン 世間様からは、醜態にみえちゃうのも当然。仕方ないさ。 しょっぱい、いたたまれない気持ちも含めて、というか、そういうとこでこそ、俺達みたいな始末の悪いヤツラにとってショーケンは唯一無二の存在だったんじゃないか。 ていうかね、若い頃は『傷天』に喝采をおくっておいて、あんなふうに自分を作ってきたショーケンに、歳くってからは、世間にも見栄えの良い大人を期待するってのは、ムシの良すぎる了見だと思うんだな。 俺はとことん見届けるよ。