さっき、ニュースステーシュンに生出演したショーケンを見ました。

bakuhatugoro2003-11-07

クスリも含め、若い頃のヤンチャのダメージを、大きく引きずっているのかな、という感は否めなかったけれど、ヴィヴィッドに生を晒すことでそのまま時代のアイコンとなった人の栄光と悲惨を、今も背負い続けた(続ける)人のリアリティを、苦しさも込みで感じた。
現在の自分を晒し続ける、晒し続けるしかない彼に、苦さも込みで、目が離せない気持ちにさせられた。
おさまるところにおさまって、いい歳の取り方をすることが、実は誰よりも難しい性質であり、立場の人だと思うけど、その寄る辺無さと混乱の果てに、凄玉のブルース親父のような、孤絶を常態として受け止めた人の硬くてタフな顔を作っているようにも見える。
敢えて言えば、パーキンソン病に苦しむ今も尚、人前に立ち続けるモハメド・アリを連想した。