蒸し暑い夜の夢日記

美学校だか、予備校のような教室での登校初日。いきなり講師に山崎努が登場して驚く。特にテーマにこだわる様子なく、場の空気への反射神経で話を進められている。学生たちは、学級崩壊した児童のようにてんでバラバラ勝手なことをやったり話したりしている。山崎努自身、それをなるべく許す姿勢で臨機応変に話されているから、自分もそれに倣おうとしていたが、面白い話をしている者もいるのものの、それぞれ遠慮が無く勝手過ぎて、相手にしていると際限がなく、一つの話が深まって行かない。山崎努に念仏の鉄の話ばかり聞いて氏の話を遮るヤツが五月蝿いので、ちょっと脅かしてやめさせる(山崎努が、太い指を見せながら、関節はずしのポーズをしてくださったのは嬉しかったが)。学生たちが調子づいたオタクみたいな連中ばかりなので、自分の中の不良な部分がイライラしている。
次の時限は予告なく外国語の講義が始まり、講師はウイスキーをチビチビやりながら話を進める、話術も自由な面白い人だが、事前に準備がなくテキストも無いので、予備知識の無い自分はまるで付いて行けず。手持ち無沙汰にしていると、近くの席の女の子たちが、恋愛についての持論を話しかけてくるが、それぞれがひとりよがりで興味が持てない。
講義のあと、教室で歓談会兼飲み会のようなものをやるとのことだが、ふるまい酒が有料なのに違和感。この美学校は、近所のちょっとマニアックなショッピングモールとセットで経営されているらしく、それがどうにも気にくわない。気随にやっている講師が単なるサービス業者に見えてきてがっかりする。
室内が蒸し暑かったのか、無意識にエアコンのスイッチを入れたまま眠り込んでいた。気温の問題か、鼻炎で寝苦しいせいか、最近うつ伏せの呼吸に負担のかかる姿勢で眠っていることが多く、眠りが浅くておかしな夢ばかり見る。