フォーム調整中の日記

自分は良くも悪くも血が熱くて、対人関係の距離が近い方だと思う。だから、付き合いが濃くなるのも早いけれど、摩擦も激しくなりがちだ。気を遣って遠慮したりサービスしたりしていても、親密になるとどうしても地金がのぞくし、逆にすれちがったままでも我慢ならなくなってくる。そんなことを繰り返しながら、だんだん互いを呑み込んで、適切な距離が掴める手順を踏める時間があれば良いが、今のように世相がヒリヒリしていて皆用心深くなっていると、面倒な印象を与えてしまった時点で遠ざかられ、壁を作られてしまう。自分の資質ややり方だと、空回りばかりして消耗が激しい。
だからと言って、こればかりは性分だから、考えを深めたり、それを伝えたいという気持ちは止めようが無い。だから、軋轢や警戒心を最小限に、時間をかけて伝えるやり方を身に付けたいのだが、慣れないことだからどれ程可能かよくわからない。自分の性格だとこれまでを考えても、遠慮しはじめると本当に何も言えず、身動き取れないようなことになってしまいがちだ。そして、勢い孤独癖にはまり込んでしまう。
自分で話していると、語気が強くなり過ぎてしまいそうだから、敬愛する書き手たちの浮き足立たない文章を借りて、時々の気持ちを吐き出したり、バランスを取ったりしている。