二流のエリートは下品になる

「飲む打つ買うは、下卑た男の欲望」ねえ…。あなたも男だと思うのだが、いったいどういう立場でこういう言葉を使っているのだろうか。
臆病な卑怯者は、息を吸うように欺瞞をはたらく。
大手出版社に入ったものの、写真週刊誌に配属され、ルサンチマンを正当化するために、取材対象に不当な差別心を潜在させていた知人を思い出す。半端なエリート意識を隠し持つ業界には、こういう人物が本当に多い。