人々は分断など痛くも痒くも無い

今のように、俄かに政治や思想への関心が高まって、考え方が割れてしまっていると、辛い思いをしている人が多いのではないか、という見方を書いてきたけれど、実のところそうでは無いのではないか?という気がしてきている。何が善きことかを問いながら、様々な相手に配慮しながら生きていると、内心摩擦も葛藤も大きく辛い思いをするけれど、大勢の空気を伺いながら、その時々の相手に右顧左眄、いいとこ付きを繰り返して恥じない大方の人々には、痛くも痒くも無いのではないか、と。