人々の有り様を好きになれずに生きていくのは虚しい

何が良きことかの方向が無ければ、物事は力関係とご都合主義へとなし崩しになってしまう。しかし、良きことにピュアになり過ぎると、そうはならない人間の弱さや図々しさにすべてが虚しくなってくる。そんな時の拠り所が大切なのだが、誰もが普段それを必要と考え、求め準備出来るとは限らないことが苦しい。安楽に生きたい時には、それは鬱陶しく目障りだったりしがちなものだから。
そんな人間を、好きでい続けることが何よりも自分には難しい。