2003-12-05から1日間の記事一覧

ラスト、機動隊に包囲されたショーケンが

ランクルでパトカーの群を踏みつけながら疾走するシーンの、思わず笑いが込み上げてくるようなやり過ぎ感。 人がギラギラと脱出を企てる瞬間の生命力のはばたきをひたすら描き続け、当時すでに60を越えていたにも関わらず、こうしたエクスキューズ無用のアク…

ショーケンも木村一八も

金や実利じゃなく、ギラギラし続けるため(=ロックし続けるため。このロック観を「オヤジの勘違い」とかツッコむのは容易いけれど、逆に、一億総オタクのこのご時世、むしろこう言いきることの方が、よほどロックじゃないか!)に突っ走る。荻野目慶子の不…

その後、『恋文』、『もどり川』など

神代辰巳作品を立て続けに観てしまい、ウルトラダウナー映画の後はアッパーな映画を、というわけじゃないけど、10何年かぶりで、『いつかギラギラする日』を観た。 初見の劇場公開時(92年)には、正直、イマイチという感想だった。 一連の実録モノをはじめ、…