最近の仕事いろいろ
しばらく日記を放ったらかしにしている間にちょっと時間経ってしまったけれど、『音楽誌が書かないJポップ批評37 サンボマスターと青春地獄変』に、「日本語青春ロックの系譜 新しき「青春」の道と光を求めて」というタイトルの一文を書いてます。
音楽スノッブのウェルメイド趣味や、ライトな「駄目」に馴れ合う青春パンク勢への批判などを通じて、「何かをあからさまにすることを避ける」現在の摩擦回避と自己肯定の空気が、逆に隠微な排除を生む構造について掘り下げてみました。
音楽誌が書かないJポップ批評 37 ~サンボマスターと青春ロック地獄変~ (別冊宝島)
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今回の文章については、同号にアジカン、バックホーンとの対決レビューを寄稿されているガルシアの首さんhttp://d.hatena.ne.jp/headofgarcia/20050602とのやり取りにインスパイアされること大でした。
今度彼らが新たに始めた「クロスレビュー馬鹿一代」http://www5b.biglobe.ne.jp/~garcia/CROSSREVIEW/にも注目してます。
オレンジレンジとか、批評の遡上に昇りにくいメガアーティストを敢えて取りあげるのも興味深いけど、俺としては一部で評価が極端な菊地成孔あたりへの、正面戦での批評を読んでみたい、とリクエスト。
『ロック画報20 特集佐野元春』に、全ベスト盤レビューを書いてます。
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もうひとつ、『Zガンダムヒストリカ 01』の、「劇場版感想座談会」に参加。
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それはともかく、ムック自体は、富野御大や福井晴敏への超ロングインタビューはじめ、ストーリーやキャラクターの掘り下げ含めて、このテのものには異例の(多少物議を醸しかねないくらい)濃い作りになってます。
ということで、よろしくご一読を。