ショーケン続報

bakuhatugoro2004-10-24



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041024-00000019-spn-ent


うーん、相変わらず事情よくわかりませんが。
掲示板では、諸先輩方が真剣に心配したり、困惑されたりされていて、その純情には尊敬と好意を持っていますが、それを前提に、今回は敢えて言わせていただきたい。


ショーケンって、元々そんな立派な男だったっけ?


僭越ながら、僕自身のショーケン観は、ここhttp://d.hatena.ne.jp/bakuhatugoro/20040814をはじめ、折に触れて書かせていただいてますが、今回も、薬物使用の可能性云々と報じられていたけれど、その後音沙汰無いところを見ると、事故後とまどっているところに、おそらく最近の体調や裏返ったノドの状態もあって、挙動不審な印象を持たれてしまっただけなんじゃないか。
これ、別にかばってるわけじゃなくて、クスリくらいやってて欲しかったとまでは言わないけど、弱り目に祟り目な間の悪さ含めて、しょっぱい寂しい思いをしているわけです。


元々、甘ったれたわがままが可愛くて、愛された男だよ。脈絡の見えないその場その場の思い込み過剰が、「狂気」ともてはやされた男だ。
そんなエキセントリックな男だから、わきまえている先輩や、古風な背景が大切だった。その中でこそ、愛され輝けた。
どんどん底が抜けた社会で拠り所を見失ったまま、梯子をはずされ意固地になって年老いた彼を、哀れんでやってくれなんて言わない。関係ないヤツは醜態を笑えばいいよ。それは仕方のないことだ。


だけど俺は、そんなヤツだから好きだった。
筋の通った大人よりも、要領も頭も良い若いヤツよりも、
長髪振り乱して暴れまわる、甘えたガキが大好きだった。
やっぱりショーケンじゃなきゃダメなんだ。
良い悪いで言えば、決して誇るようなことじゃない。
単純に彼に酔うには、俺も齢を喰いすぎた。
みっともなくはなりたくないから、周りを見ながらそこそこ大人をやっちゃいるが、自分の根っこは簡単に変えられないし、変えたくない。
だから俺は何があっても、ずっとショーケン好きだよ。


久しぶりにショーケンについて書くのがこんなタイミングでお恥ずかしい。
傷だらけの天使』30周年イベントも、ショーケンクロニクルもずっと延び延びで申し訳ない。
でも、必ずやりますよ。
もう少しだけ、待っててください。