ここのところ、我が町高円寺では、

緑のジャンパー着た、有志の「杉並パトロール隊」による自転車撤去が激しくて、僕も先日見事にやられてしまった。
仕事が一山越えたらのんびり散歩しようとずっと楽しみにしてたんだけれど、入れ込み過ぎて不完全燃焼感が残ってることとも相俟って、おかげですっかり出不精になってしまっている。
しかし、おっちゃんたちが生きがい見つけて頑張ってることだから、あんまり悪く思いたくないな、とは思うんだけど、どうもあの緑のジャンパー着た途端「強くなっちゃってる」人が多い気がして、正直あんまりいい気持ちがしない。
元気になってる半面、怒りや厭世観を不当に強くしちゃってる気配も感じられて、ちょっと精神衛生的にも問題ありなんでは? とも思ってしまう。


高円寺なんて、徒歩&自転車で回遊してなんぼの町なんだからさ。自転車の方も、うまく邪魔にならない潰れた商店前や広い舗道脇にかためて止めるようなマナーが自然にできてるんだから、いくら駐輪場作ったからってそれをわざわざ目の色かえて撤去してるのってどうかと思うのだ。
ほんと、例の「みんなの迷惑」ってやつだけど、お互い融通きかせながら、グレーゾーンでやってきたことを、一挙に法律で整理してしまおうって風潮が最近いろんな所で感じられて、どうも嫌だ。何か確かな決め事や後ろ盾が出来上がった途端、強くなっちゃう人を目にするのは嫌だ。


まあ、下井草くんだりまで、罰金3000円払って受け取りに行かなきゃならないことに、単純に腹たててるってこともあるんだが。