映画オールタイムベストテン

bakuhatugoro2007-12-14


男の魂に火をつけろ!さんの企画。
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20071203
乗らせていただきます。


取り合えず、今回は邦画限定で。


1.女渡世人 おたの申します 71年 山下耕作
2.やくざの墓場 くちなしの花 76年 深作欣二
3.アフリカの光 75年 神代辰巳
4.ガキ帝国 81年 井筒和幸
5.TATTOO<刺青>あり 82年 高橋伴明
6.キッズ・リターン 96年 北野武
7.青春の殺人者 76年 長谷川和彦
8.少年時代 90年 篠田正浩
9.野獣刑事 82年 工藤栄一 
10.チ・ン・ピ・ラ 84年 川島透


最近文庫化された、阿久悠『生きっぱなしの記』(日経ビジネス文庫)を読んでたら、解説で鴨下信一氏が、70年代の歌謡曲全盛時代を回想して「どうして忙しい売れっ子たちがあんな暇を作れたのか、阿久さんを中心に二泊くらいの温泉旅行をしじゅうしていた」「旅館に着いて、どこに出るわけでもない。食事中に綺麗なお姐さんを呼ぶわけでもない。たいていは、今まで観た映画のベスト20とか女優さんのベスト20だとか、読んだ小説のベスト10とかを作るのに熱中していた」「男ばかりが四、五人で湯にも入らず、夜中まで話だけしているのはけっこう異様だったらしい。従業員がしばしば偵察に来た」なんてことを書かれていた。若い頃からオヤジみたいな顔して見えてた人たちの愚行に、天と地以上の仕事ぶりの違いを棚に挙げて共感し、嬉しくなりました。
来年こそは頑張ろう。と、誓い続けて幾星霜...