辰吉復活か!?


http://www.pressnet.co.jp/osaka/2006_09/0909_01.shtml
http://www.pressnet.co.jp/osaka/topnews.shtml



いい大人がいつまでも子供ヅラして、ヘタレな自分を「みんなそうだから」ってふうに曖昧に言い訳しながら、キモチ悪い薄ら笑いばかり蔓延させて恥じないでいる昨今、このまともさは本当に気持ち良い。
背筋の伸びた人間の筋の通った言動に触れると、こっちまで元気が出てくる。
亀田についての発言も、辰吉らしくて素晴らしいと思う。



あくまでアスリートとして生きようとする矜持とストイシズムが確固としてあり、しかもそれが(昨今の中田の引退発言のように)プライベートに閉じず、大衆のロマンを背負う選ばれた者の覚悟とも結びついている。
そうした成熟は、家族に対する姿勢の中にも当たり前に息づいている。
自立してるけど小さく自己完結するような甘えや過信がない。



web上ではパンチドランカー状態で呂律がまわらないなんて噂がまことしやかに語られているけど、阪本順治は今もキャメラ回し続けてるみたいだし、それを単行本化しようとしてる編集者の話でも、少なくとも素人目には問題なさそうに見えるとのこと。
とは言え、状況が厳しいことに間違いは無いと思うが、勝手なロマンティシズムを託す残酷な観客としては、彼には是非ボクサーとして全うしてもらいたいと思う。