2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「福田恒存文芸論集」(講談社文芸文庫)を読んで以来、

もの凄く文章が書きにくい状態になってしまった。 http://d.hatena.ne.jp/bakuhatugoro/20040512#p2 これに収録されているほとんどの文章は、10年くらい前に全集で読んだことのあるものなのだけれど、その時は、単純に自分が文意を普通に理解、消化できるレ…

ライター、編集者の中川大地さんの誘いで、

彼の参加する芸能山城組(「AKIRA」のサントラを担当してた人たちです)春祭りへ中野ZEROホールに。 公演は、ガムランの生演奏と踊り、そして、歌舞伎「鳴神」を山城組流にアレンジしたオリエンタルなミュージカルといった感じの演劇による二部構成。 ガムラ…

しかし、これも先日出た講談社文芸文庫の「福田恒存文芸論集」

を読んでると、そうした「金回りが良くなってくると、問題の所在を見失うという、甚だ唯物史観的な事態」の問題点が戦後数年の時点でとことん突き詰められていて驚くやら、情けないやら... 本当に、つきつめる孤独を恐れない、強く清潔な「個」を持った人だ…

浅羽通明『アナーキズム』『ナショナリズム』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480061746/ref=sr_aps_b_/249-5872146-7757131#product-details http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480061738/qid=1084339287/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-5872146-7757131 これも、骸吉君のコメント欄に…

覚え書き「偽善と感傷の国」

5日の骸吉君の日記へのコメントを転載。 http://d.hatena.ne.jp/gaikichi/20040505 「民主主義は最善の社会を宰す最善の方法ではなく、唯単に最悪の事態を避ける為の消極的=防衛的方法に過ぎない、もしこれを最善の方法と考へたとしたら、民主主義ほど始末…

先週24日は、

韓国からのバンドを招いたThe oyster and the flying fishのイベントに、東高円寺UFOclubへ。 とにかくこの日のUFOclubは音がでかくて、オイスターの演奏のカオティックな部分が際立っていて、よかった。 その辺の八百屋のおっちゃん、おばちゃんのような風…

10日遅れのレビュー

どうも、今月半ばまでのハードさの後遺症を引きずっていて、諸事に気合いが入らない。 このレビューも、書きかけたままずっと放置しっぱなしで、UP延び延びになってしまってすみませんでした。 このゴールデンウイークは、旧友たちに会ったりしながら、少し…